こどもまんなかアクションリレーシンポジウムin福井(テキスト情報)

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このページでは、「こどもまんなかアクションリレーシンポジウムin福井」の画像テキスト情報を提供しています。

こどもまんなかアクションリレーシンポジウムin福井が開催!

日本一幸福な子育て県「ふく育県」を掲げ、こどもや子育てにやさしい社会づくりを推進する福井県。
令和6年3月2日(土曜日)福井県児童科学館(エンゼルランドふくい)にて「ふく育県こどもフェスタ」が催されました。スペースシアターでは「こどもまんなか」がテーマのシンポジウムが開かれ、活発な意見交換が行われました。


こどもまんなか社会の実現に向けて。親子で楽しく子育てを考える

シンポジウムは、杉本達治福井県知事の挨拶から始まり、多くの親子連れなどが耳を傾けるなか、加藤こども政策担当大臣よりビデオメッセージが届けられました。
基調講演は、こども家庭庁の岩﨑林太郎企画官が、こども家庭庁創設の背景や目的、今後3年間の取り組み、こども・子育てにやさしい社会づくりに向けた「こどもまんなかアクション」の展開などについて説明されました。
シンポジウム後半は、“体操のお兄さん”で知られる福尾誠さんと、ふく育サポーターの濱田敦子さんを交え、福井県の子育て支援などについてトークセッションを繰り広げました。
また、「ふく育県こどもフェスタ」では、お菓子まきや撮影会、縁日に親子体験なども行われ、大変な賑わいを見せていました。

杉本達治知事による挨拶

ふく育県の強化・充実を目指します!

日本一幸福な子育て県「ふく育県」を宣言する福井県。今後は、複数のこどもを育てる家庭を支援する「複育」応援を通じ、結婚から出産・子育てに至る“ゆりかごから巣立ちまで”を応援いたします。

加藤鮎子大臣のビデオメッセージ要旨

皆で「こどもまんなか社会」に!

政府では、すべてのこどもや若者が幸せに生活ができる「こどもまんなか社会」の実現を目指しています。「こども・子育てにやさしい社会づくり」のための意識改革として、企業・個人・地方自治体などに「こどもまんなか応援サポーター」となっていただき、一緒に「こどもまんなか社会」をつくっていきましょう!

こども家庭庁・岩﨑企画官による基調講演

「こどもまんなか」の輪を全国へ

こども家庭庁が掲げるスローガン「こどもまんなか」は、こどもたちの意見を聴き、その声をまんなかに置いてアクションしていこうという考え方です。自治体などと連携し、集中的に取り組む本プロジェクト。ライフステージに応じ、こどもが成長するまで切れ目のない支援を行う「加速化プラン」では、経済的な援助や育休取得支援の充実はもちろん、「こども誰でも通園制度」など、細かいニーズにも対応していきます。福井県から全国へ「こどもまんなか」を広げていきましょう。

福尾誠さん(誠お兄さん)、ふく育サポーター濱田敦子さんを交えたトークセッション。「こどもまんなか」をみんなで考えよう

「ふく育県」は地域全体で子育てを応援します

濱田さん 私は福井県に移住し、妊娠・出産・子育てをして5年になるのですが、子育て支援の充実を感じています。天候に左右されずに遊べる場所も増えていますし、子育て世帯を応援するお店や企業でお得なサービスが受けられる「ふく育パスポート」にも助けられています。

杉本知事 経済支援もそうですが、福井県は、子育ては夫婦や祖父母だけでなく地域で力を合わせることが理想的だと思うので、そういった環境づくりや時代のニーズに合う支援を大事に考えています。例えば「ふく育さん」や「ふく育タクシー」。親御さんや祖父母の手が空いていないとき、福井県独自の地域のキッズ・ベビーシッター「ふく育さん」に頼んだり、妊婦さんの送迎やこどもたちだけでの移動には「ふく育タクシー」を呼ぶこともできます。今後は無料でお試しいただける機会を設けるなど、さらなる工夫をしていきます。

岩﨑企画官 福井県での子育て支援は本当に切れ目がなく、幅広い取り組みをしていて勉強になることが多いです。国で進めようとしている施策との親和性も高いように感じ、お互いにブラッシュアップしていける関係にあるのではと思っています。

誠お兄さん 皆さんのお話を聞いていて、福井県がどれだけこどもや子育てにやさしいのか、よく伝わってきました。誰もがもっと気軽にサポートを受けられるようになればいいですね!

男性も家事育児を“楽しめる”ように

岩﨑企画官 また、政府では、男性育休の取得率を2030年までに85%にすることを掲げています。高い目標ですが、福井県も同じ方向で取り組んでいるのではと思っています。

杉本知事 そうですね。福井県では、女性が楽しく頑張れる子育て、そして自分の人生を豊かにする時間を持てることが大事だと考えています。そのために男性が家事・育児にしっかり参加できるかが重要です。県では、男性従業員が通算15日以上の育児休業を取得した企業に対して最大600万円超の奨励金を支給する制度を始めました。休業期間も3か月を目標としています。何もわからない状態から、子育てに慣れ、大変さを知り、やりがいと楽しさを実感するまでにはそれだけの期間が必要だと思っています。

濱田さん 支援について素直な要望を言うと、予防接種の費用手当や、学校の制服やランドセルなど備品のリユース制度をもっと広げていただけると大変助かります!

誠お兄さん 僕は「こどもまんなかアクション」なので、こどもたちが聞いても理解して参加できる、そんなシンプルな施策・支援も増えればいいなと思います。こどもたちが笑顔で過ごせる時間や、将来の可能性が増えていくことを願いますね。

主催:福井県、共催:こども家庭庁

こどもまんなか社会の実現に向け、さまざまな支援を進めます。

すべてのこどもと子育てにもっと笑顔を。子育て支援の充実

伴走型相談支援や産後ケア、こども誰でも通園制度で切れ目なく寄り添った育児支援で安心して子育て。すべてのこどもの育ちを応援します。

子育て世帯の家計を応援。児童手当

児童手当の所得制限撤廃・支給期間延長・第3子以降の大幅増額、住宅支援の強化、雇用保険の適用拡大、年金保険料免除など。子育て家計を応援します。

パパ育休を当たり前に。「共育て」を応援

育休をとりやすく、時短勤務を選択しやすく。看護休暇をもっととりやすく。学級閉鎖や入学式などでも使えるようにします。

貧困に悩まず将来の夢を実現できるように。学びも生活も支援充実

児童扶養手当の拡充や、ひとり親の方への就業支援等の充実、ひとり親家庭などのこどもたちへの学習支援の拡充など、多面的に支援します。

こども・若者や、障害をもったこどもへ。地域支援体制強化

様々な「気づき」から専門的支援に早くつながる体制に。障害児や医療的ケア児の保育所等の受入体制もさらに充実。安全な居場所づくりも進めます。

大学も安心して挑戦。高等教育費の負担軽減

多子世帯や理工農系の学生等へ対象が拡大。こどもが3人以上いても家庭が負担する大学授業料等が2人以下に。進学への挑戦が広がります。

若い世代が希望どおり結婚し、希望する誰もがこどもを持ち、安心して子育てができる社会、こどもたちがいかなる環境、家庭状況にあっても、分け隔てなく大切にされ、育まれ、笑顔で暮らせる社会の実現を図っていきます。

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